サイト設立一周年!“三人娘、ホストCLUBに行く!?”

 

「サイト設立一周年、おめでとうございまーす!!!

いやあ、これもひとえに、通いつめて下さった来訪者様のおかげですよ織さん!

よくもまあ、こんな妄想性癖垂れ流しサイトに一年も……!!嬉し涙で前が見えませんよ、織さん!!」


 

 

 

「ホンマよ!!wwありがたいわあ~!で、今回のコラボ企画やけど、ほんまにやるん、アレwwww」

 

 

 

「はいやります!三人娘企画。飲み会、コスプ大会ときたら、次はもうこれっきゃないということでww――で、早速ですがお店の名前は何にしましょう。“倶楽部狩人”? 」

 

 

 

「おっさんくさww“CLUB H×H”は?」

 

 

 

「なんかHだ……w “CLUB×HUNTER&SPYDER”、“13本足の狩人”、“クロロとその仲間たち”……」

 

 

 

「店名決めるだけで終わりそうwww」

 

 

「じゃあコレや。“CLUB×HUNTER”!!展開はいつもどおり、ネテロ会長から怪しげな招待状が届いて、三人で行ってみると……って流れでいいやんね?」

 

 

「それでwwってことで、行ってみましょう一周年記念企画“三人娘ホストCLUBに行く!?”どうぞ最後まで、お楽しみあれ!!ww」

 

ある夜のこと。

 

 

 

例にもよって、ネテロ会長から妙な招待状を受け取った三人娘達。

地図を頼りに行ってみると、そこは大都会ヨークシン歓楽街のとある高級ホストCLUB前でした。

 

 

 

そんなこんなで、恒例の世にも奇妙なパラレル三世界夢主一周年記念祝祭が始まろうとしています……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポー「よりにもよってホストクラブとは……同封されてた地図をたよりにきてみたものの、ここでほんとに合ってるのかな?」

 

 

 

菜「ホストねぇ~……でもたまには遊ぶのも有りなんじゃない?ニヒ」

 

 

 

とも「アダルトですね~、菜々実さん!あっ、でもでも、お店の看板にちゃんと書いてありますよ?『HUNTER協会提携店』」って」

 

 

 

ポー「しかも店名が『CLUB×HUNTER』って……協会の財源の裏側を見た感じがする」

 

 

 

菜「うわ、私全く知らんかった……知ってたら遊びに来てたのに!」

 

 


ポー「コラ!キルアにバレたらどうするの!? 私もこんなお店に入ったことがイルミにバレたら何されるか分かんないし、招待券を送ってくれた会長には悪いけど、ここはさっさとおいとまして――」

 

 

 

菜「こらこら!!ここまで来て帰らす訳が無いでしょうが!イルミが何か言ったら私が……ふふふふふ」

 

 

 

とも「うわあ、悪い笑いですね~菜々実さん!でもでも、大丈夫ですよ、ポーさん!わたしも、イルミさんが何か言ったらヒソカさんに頼んで……ふふふふふ」

 

 

 

ポー「ちょ!?ふ、二人とも笑いが怖いよ!?ってわ、せ、背中押さないで、ダメだったらこんなお店~!!」

 

 

 

とも「はいはいはいはい!何事も経験と勉強は大事ですよ、ポーさん!!」

 

 

 

菜「ともちゃん良い事言う!!いい大人なにゃからホストに1回や2回経験しとかな!!ほら、女は度胸!!さっさと行くよ!」

 

 

 

ポー「ひゃあああああああああああああ――!?」

 

 

 

なにはともあれ入店した三人。

赤絨毯にシャンデリア。豪華絢爛なホールに足を踏み入れた途端。

 

 

 

ホスト達「サイト設立一周年、おめでとうございま――すっっ!!」

 

 

 

ポー「いきなりのシャンパンサービス!?サ、サイト一周年って、な、何のこと!?」

 

 

 

とも「そんなことよりっ!凄いですよ、赤に白にロゼ……シャンパンタワーが三つも!!」

 

 

 

菜「ちっ!!どうせ派手にやるならドンペリクラスでやって欲しかった……ま~しゃない。で?ここのメンバーは???」

 

 

 

クロロ「ようこそ。俺が幻影旅だ……ゴホン。このCLUB×HUNTERのナンバーワンホスト、クロロ・ルシルフルだ」

 

 

 

ポー「何で貴方がここにいる!?い、いや、クロロだけじゃない!よく見たら知ってる人がたくさんいる!!」

 

 

 

とも「うわあー、HUNTER×HUNTER男性キャラクター勢揃いって感じですねー。さすがネテロ会長、顔が広いというかなんといおうか」

 

 

 

菜「ほぉ~。何か面白そう! 折角やからフリーにしようよ、様子見てからの指名でも――黒服のツェズゲラさん!? そんな、今回ホストじゃないの!?」

 

 

 

ツェゼゲラ「申し訳ない。歳のせいもあって、今回は皆のサポート役に回らせてもらうことにしたよ」

 

 

 

ポー「あーっ! サトツさんもホストじゃなくてバーテンさんなんですか!?」

 

 

 

サトツ「ふふ。申し訳ございませんが、私はゲストの皆様に美味しいお酒を楽しんでいただけるよう、力を尽くしますよ」

 

 

 

クロロ「……熟年好きか?まあいい。とにかく、今日はお前たちがこの世界に来てちょうど一年が経つらしい記念のイベントだ。慈善事業の一環として、俺達蜘蛛も特別にもてなしてやるからありがたく思うがいい」

 

 

 

ツェゼゲラ「このリストから好きなホストを選びたまえ」

 

 

 

菜「団長、熟年好きじゃなくて、ストライクゾーンが広いって言ってくれる? はあ……ツェズゲラさん、残念やけど……」

 

 

 

とも「じゃあ、折角だからゆっくり選ばせてもらいましょう!」

 

 

 

と、言うわけで。

 

 

 

ホール全体が見渡せる二階のVIPルームに案内された三人。

 

 

 

とも「誰でもいいんですか!?誰でもいいんですね!?」

 

 

 

ポー「ともちゃん、鼻血……でも、菜々実はともかく、ともちゃんがヤル気なのは意外だったよ。好きなの?こういうお店」

 

 

 

とも「ち、違いますよ!?ホストクラブが好きなんじゃなくて、考えてみても下さい。このお店ではつまり、HUNTERキャラクター達のホストコスプレが、生で見れるってことなんですよ!?本誌で見た幻影旅団メンバーの黒スーツ姿だけでも鼻血が止まらなかったのに、そんなの、もうどんだけ萌えても萌え尽きませんよ!!」

 

 

 

ポー「ともちゃん、鼻血がシャンパンみたいになってる!!と、とりあえずティッシュを詰めておくとして……どうしようか、菜々実?」

 

 

 

菜「こいつとー、こいつとー……え?まだ決めてなかったん?私既に決まってるんやけど――ってうわ!なにその鼻血!!??ど~したん!?」

 

 

 

ポー「早い!だ、大丈夫。鼻血はなんとか止めたから。指名かあ、まあ、一緒に楽しくお酒飲むって考えたら別にいいか。折角、私達のために皆が集まってくれたんだもんね!よーし、誰にしようかなー……うーんと、よし、決まりっ!」

 

 

 

とも「わたしも決まりました!じゃあ、三人で一斉に指名してみましょう。せーのっ!!」

 

 

 

菜「シャル・ノブナガ・やっぱりど~してもツェズゲラさん!!)」

 

 

 

ポー「黒服さん指名ていいの!?そしてカブった、ノブナガさんにフェイタンさんに、それから――怖いもの見たさでシルバさん!!」

 

 

 

とも「あの御大までらっしゃるんですか!?じゃ、じゃあわたしは、本編で黒服姿が見れなかったウヴォーさんと、レイザーさんとコルトピさんで!」

 

 

 

ポー「ゴツっ!そして何故にコルトピさん!?」

 

 

 

とも「それは後からのお楽しみです。ふふふ……」

 

 

 

菜「あー、何かめっちゃ幸せかもしれん!」

 

 

 

とも「てことで、オーダーおねがいしまーす!!」

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

そして、数分後。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャル「やっほ。ご指名有難う御座います」

 

 

 

菜「うわ~!シャルがございますって言った~~!!」

 

 

 

ツェズゲラ「今回はたっての希望と言う事で失礼するよ?」

 

 

 

菜「やった~~~~~!!ツェズゲラさんとシャルがいてくれるんやったらポー、ノブナガあげる!」

 

 

 

ノブナガ「“あげる”ってのは何だ!! “あげる”ってのぁよ!?」

 

 

 

ポー「まあまあ、ノブナガさんは私も指名してたんですから、引っ張りだこだったんですよ?じゃあここに座って、その目障りなチョンマゲをバサリと解いて下さい」

 

 

 

フェイタン「お前も地味に酷いこと言うね。ま、いいね。ポー、お前はワタシとノブナガの二人でもてなしてやるよ。ありがたく思うね」

 

 

 

ポー「あれ?シルバさんは……?」

 

 

 

フェイタン「ちとトラブルがあてね。後で指名した客とホールでもめてる最中よ」

 

 

 

ポー「え?あれって……もしかしなくてもキキョウさん!?ほ、他のお客さんも来てるのに、銃弾とナイフが飛び交ってる……アレじゃ完全に修羅場じゃないの」

 

 

 

フェイタン「血みどろの争いとはこのことね。ま、そういうわけだから我慢するよ」

 

 

 

ポー「わかりました。お二人がおもてなししてくださるだけで大満足です!」

 

 

 

フェイタン「いい子ね」

 

 

 

とも「きゃーっ!!きゃーっ!!ウヴォーさんもレイザーさんも、スーツ姿最高にかっこいいです!!コルトピさんに至っては最っ高にかわいい!!写メとらせて下さい!あと、イラスト書かせてもらってもいいですかっ!?」

 

 

 

ウヴォー「構わねぇが、まずは飲め飲め!!――っつっても、嬢ちゃんはまだ飲める歳じゃねーか。おい、オレンジジュースあるか」

 

 

 

とも「酷い!もうとっくに成人してますぅ!うわーん、レイザーさーん!!」

 

 

 

レイザー「おいおい、せっかくのゲストにジュースはないだろう。それより、キミは背が小さいから牛乳を飲むといい」

 

 

 

コルトピ「はい、カルーア抜きのカルーアミルク……」

 

 

 

とも「うわーん!!」

 

 

 

菜「あはははは! ともちゃんめっちゃ子供扱いやし」

 

 

 

ポー「レイザーさん、ムッチムチだけど白スーツ似合いますねー……あれ。でも、HUNTERキャラがこんなに集まってるのに、なんであの三人がいないんだろう?」

 

 

 

とも「あの三人?」

 

 

 

 

ポー「イルミや、キルアや、ヒソカさん!特にヒソカさんなんて、こういうの絶対好きそうなのに」

 

 

 

菜「確かに……ツェズゲラさんこれでメンバーはホンマに全員??」

 

 

 

ツェゼゲラ「いや。確かに、今の三名も招集リストに上がってたのだが、それぞれ、私用があるようで到着が遅れているらしいのだ。到着し次第、参加させるつもりだよ」

 

 

 

菜「そーなんや、じゃ~到着までは折角やし楽しもうか!?鬼のいぬ間……ぐふふ」

 

 

 

ポー「えー!!絶対見つかってお仕置きされるって!!」

 

 

 

菜「大丈夫やって、調度ここはVIPルームでホール全体が見えるから、入ってきたらわかるからさ♪」

 

 

 

とも「それもそうですね!あ、ていうか、逆に今から指名しちゃいましょうよ。前もってちゃんと予約入れとけば、頭ごなしに怒られることはないと思いますよ?」

 

 

 

菜「それいいな♪じゃ~本指名は今言った三人で頼める?それまでヘルプで今のメンバーってことで♪ポー、ともちゃんそれでいい??」

 

 

 

ポー「うん!」

 

 

 

とも「オッケーですっ!」

 

 

 

菜「おーし!!じゃあ、朝まで飲も―っ、ドンペリ持ってこーい!!」