海月の見る夢~花嫁修業編~

 

 

 

 

 

 

 

 

【写真:タコクラゲ(蛸海月)Mastigias papua】

 

タコに似た形態から名称がつけられる。

体内に褐虫藻が共生するために褐色になったり青色になったり、個体によって体色が異なる。褐虫藻はクラゲの体内で光合成を行い、産物エネルギーの一部をクラゲが利用している。傘に触手はなく、傘の下に八本の口腕がある。

 

 

 

 

 

 

 

【あらすじもどき】

 

 

ある日、突然、HUNTER×HUNTERの世界にすっとばされた、海洋生物学者志望、魚介類マニアの主人公ポー(♀)。

 

 

生まれつき精孔が開いているという特異体質のポーは、ハンター試験中に、紫色のカタカタいう人に念を教わりました。

 

 

系統は“特質系”。

 

 

念能力はいまのところ二つ。

 

 

オーラを泡状に変えて包んで守る、防御系能力

“驚愕の泡(アンビリーバブル)”。

 

 

オーラを触手に変えて操る、攻撃系能力

“見えざる助手達(インビシブルテンタクル)”

 

 

ネテロ会長曰く、ポーの能力は「生き物」だそうです。

 

 

特に、“驚愕の泡”は、オーラを身体に留める念の基本中の基本、

 

 

「纏」を頑張ってやる「だけ」の単純な能力なので、

 

 

状況に対して非常に柔軟で、応用力に優れています。

 

 

なんだかんだで成り行き任せ、イルミと恋みたいなものに落っこちた主人公は、

 

 

彼の誘い通りに半年後、パドキア共和国(王国?)ククル―マウンテンに向かいます。

 

 

本編の時間軸だと、ハンター試験が1月中旬だから……七月末くらい。

 

 

ゴンとキルアが天空闘技場をバイバイして、しばらく、くじら島で暮らしていた、

 

 

その「しばらく」の間に起こった話です。

 

 

本誌の流れには全く沿ってませんので、わりとオリジナルなお話になります。

 

 

ではでは、長らくお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

それではお話へどうぞー。