あとがきもどき

【写真:ベニクラゲ(Turritopsis nutricula)】

ベニクラゲは直径 4-5mm の小さなクラゲである。透けて見える消化器が赤色であるため名付けられた。若い個体は外縁に沿ってわずかに8本の触手を持つが、成熟したものは 80-90 本の触手を備える。触手の内側に眼点があり、これも鮮やかな赤である。普通のクラゲは有精生殖後に死ぬが、ベニクラゲは再びポリプへと戻る。有性生殖能を獲得するまで発生が進んだ個体が未成熟の状態に戻る例は、本種とヤワラクラゲ(Laodicea undulata)でのみ報告されている。このような細胞の再分化は分化転換と呼ばれ、論理的には過程に制限はなく、これらのクラゲは通常の発生と分化転換を繰り返すことで個体が無限の寿命を持ち得ると予想されている。そのため、「不老不死(のクラゲ)」と称される場合もある。ただしこれは、老化現象が起こらないわけではなく若い状態に戻るだけである。個々のベニクラゲは食物連鎖において捕食される可能性があり、永遠に生き続けるということを意味するものではない。

 

 

 

 

【あとがきもどき】

 

 

長い長い長い妄想と欲望による産物を、ここまで読み切ってくださった皆様。

 

 

本当に本当に本当に、ありがとうございました!

 

 

今回の花婿争奪戦編、他よりも長いお話故に、躓いてしまうことも多かったのですが、なんとか最後までたどり着くことができ、ほっとしております。

 

 

ポーとイルミの喧嘩、ミルキのダイエット、夏のバカンス、南の島、ビスケさんとの出会い、イルミの浮気疑惑、花嫁候補達との大乱闘。

 

 

そして、キキョウさんとの和解(?)……本当にもう、書きたかったことを全て書かせて頂きました(笑)

 

 

書いてて一番楽しかったのは、イルミの浮気現場をポーが目撃したシーン、そして、そのことをバラすシーンでしょうか。

 

 

本当に楽しかったです。

 

 

あと、原作キャラとは関係のないオリジナルのキャラクター達も、ひょいひょい突っ込んでみました(笑)

 

 

また、時間のあるときにイラストも描けたらいいですね~。

 

 

そんなこんなで、ゾル家主催の花嫁候補バトル・ロワイアルで見事生き残った主人公。

 

 

式の予定も無事に立ったところで、次のお話へと続きます。

 

 

管理人由の妄想に、もっともっともっともっとつきあってやんよという猛者様は、お次のクラゲへとお進み下さいませ!